オススメ, ゲーム, 旅, 映像作品, 浅葉VSナカジマシリーズ
アニメ映画『心が叫びたがってるんだ』を観てきましたというブログを公開日にあげようとしたら、完全に書く手を止めてゲームしてました。全部、ギャラクシアンエクスプロージョンのせいなんだ。
さて、この『ここさけ』は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフが描く、新しい青春群像劇ということで、公開日は朝6時に起きて、映画館に走り、グッズを全て買い、万全の体制で臨みました。
『あの花』というと、泣ける作品という評価もありますけど、おれにとっての見所は、ところどころに見られる鋭い描写と、アニメの強みであるゆるい表現があわさったコントラストでした。アニメ版『とらドラ!』のキャラクターデザインを務めた田中将賀さんの作品ということで、めんまのかわいさにつられて観始めたんですが、1話でもう、すっかりとやられてしまいました。
その『あの花』スタッフの持ち味が、映画という短い尺の中でどう活かされるのかと思って楽しみにしていたら、予想とは全く方向の作品で驚かされました。ヒロインの順ちゃんがあまりにも魅力的で、めんまとは違った躍動感と、瑞々しい感情の動きの描写にひきこまれてしまいます。後半の展開には賛否両論ありそうですが、おれとしては、順ちゃんに幸あれということで、非常に大満足の映画。あの形で結末を落としてくるのは、このスタッフの映画らしいなぁということで、納得!
映画を観終わったら、即、秩父でしょう!ということで、無計画旅行の友”ナカジマ”と、オタ活仲間”晴れさん”を巻き込み、映画館を出て秩父に車でダッシュ。
そう、この映画の舞台も、『あの花』と同じく秩父なんですね。
東京からだと車で約一時間くらい。電車だと、池袋からレッドアロー号で1時間かかりません。東京に住んでるときは、月1くらいの勢いで遊びにいっていたほど、おれはめんまのことが好きだったんだ!
ナカジマ「おれは今日、西武ドームで水樹奈々さんのライブに行く予定がある」
おれ「夕方からだから、15時くらいまでならいける」
ナカジマ「ごり押しすぎる」
行動はいつも唐突です。
おれ「順ちゃんの吸った空気、いまおれ感じてるわ」
ナカジマ「いつもきめえけど、今は凄まじくきめえ」
今回はまだ映画を一度しか観ていない状態かつ、日帰りだったので、主な舞台を回っただけですが、やはり映画の余韻が残っているうちに秩父の町をまわると、なんともいえない高揚感があります。
『あの花』のときは、もう許してくれというくらい、さまざまなキャンペーンやグッズが飛び交っていた秩父ですが、『ここさけ』に関してはまだおとなしめ。まだまだ『あの花』のめんまが、街中に元気な笑顔を振りまいています。
秩父のアニメ推し戦略は、相当に力をいれて行われていて、『あの花』放送当事から、随分と長い間キャンペーンが行われています。町おこしとして、成功したかどうかというのはデータなどを観てみないとわかりませんが、町の人々の理解はかなり得ているようで、おれのようなカメラをひっさげて、映画館で当日に買った『ここさけ』Tシャツを着て歩いているようなオタク野郎にも、秩父の町は優しく接してくれます。
そんな街だからこそ、いろいろと知りたくなって、おれも相当な頻度で秩父に通っています。
いまでは、穴場的なお店も覚えてきました。
『ここさけ』の秩父ならではのものというと今のところ、スタンプラリーと、秩父の地酒とのコラボが見所といったところでしょうか。
地酒のほうは、日本酒と梅酒が発売されていました。『ここさけ』ヒロインの順さんは完全に高校生なので、お酒のイメージキャラクターとして許されるのかどうか際どいところですが、カワイイは正義。当然買って帰りました。
『あの花』の舞台、旧秩父橋にも久々にいってきました。予報では曇りとか雨とか言われていたので、天気が心配でしたが、なんとか持ちこたえてくれました。
食事は、目当てのお店が閉まっていたので、西武秩父駅の屋台で買い食い。
こんにゃくやお焼きを食べました。こんにゃくはピリリと辛く、お焼きの味もしっかり。濃い目の味付けが好きなおれとしては大満足、歯ごたえも最高でした。以前よく秩父に来ていたときは、おそばや豚丼、ホルモンなんかを食べにいっていたんですが、駅の食事もいいですね。
まだ映画を一回しか観ていないうえに、舞台探訪の情報も整理できていないので、近々二回目を観て、また秩父に遊びに行こうと思います。
『あの花』、『ここさけ』を観た人なら、秩父はまちがいなく楽しい観光スポットになると思いますし、アニメの舞台というだけでなく、いろいろな魅力の詰まった街ですから、是非、一度足を運んでみてくださいね。