ゲームライターという仕事.1

By asabat, 2014/09/11

ゲームライターになるにはどうすればいいか的なことを聞かれることが最近多いような気もするので、求められてもいないぼんやりとした答えを書いていこうと思います。

ぶっちゃけてしまえば、ゲームが好きであればなるのはそんなに難しくありません。ゲームライター業界は最近は人材不足なのか、募集の告知はいろいろなところに出ている上に、編集者やライターがプレイヤーをひっぱってきたりすることも増えています。そんな背景もありますので、ゲームライター学科みたいなものに入るよりは、何か自分で発信して売り込んでいくほうが良いような気もします。

ある程度文章が書けて、ゲームが好き。
この要素さえあれば、なるチャンスはいくらでも作れるかと思います。
今はゲームライターの数が少ないのか、募集もいろいろと見かけますし、おそらくそんな状況ですから、ライターとして最低必要な技術は、あとから教えてくれるのではないかと思います。

もちろん、先に学んでおいて損はないですが、実際ゲームライターに必要な、特殊なスキルというのはあまりありません。学歴どうこうとかいう話でもないので、大卒とかそういうのもあまり関係ないですが、専門学校のゲームライター学科にいくのなら、大学にいくほうがまだよいのではと思います。どうしても専門に行きたいというのなら、先に大学を出てからでも遅くはないかと思います。
まぁとにかく、ゲームライターというのは、ゲームができて、ほどほどに日本語が書ければ、あとは業界に入ってからスキルを学べばいいんです。
几帳面さというところが一番大事なんだろうと思います。おれにはこの要素は全くなく、それでもなんとなく仕事は来たりしていますが。

こんなことを書くと編集の方に怒られそうですが、こんなもんです。

このゲームが好きで、できるというところですが、
うまさというのは、一番重要な要素ではありません。

それよりも、「ゲームを面白そうに見せる書き方、見せ方」、「情報を整理する能力」といったところのほうが大事です。

美少女ゲームやRPGの記事を書く上で、上手さなんてのは特に必要がないわけで、紹介記事では、作品やキャラクターを魅力的に見せる記事構成を練る力が大事になってきます。「情報を整理する能力」は、攻略記事、フローチャートや表を作るときにも大事です。

アクション、格闘ゲームやFPSといったジャンルはどうでしょうか。
こういったジャンルは、ある程度のうまさは必要ですが、全国大会で優勝した、プロゲーマーだといったレベルまでは要求されません。
格闘ゲームの目安としては、掲示板やwikiに書かれているテクニックや攻略法を見て、理解できる、実行できる程度のプレイヤースキルがあれば良いのではと思います。それよりもやはり大事なのは、新作に対応できるように、新しいゲームが出たらとりあえず触っている、その中で、新しいことを試そうとする、何らかのプレイ方針を作ろうとする能力かと思います。

最近のゲームの攻略記事というと、
wikiやネットの情報をうまく整理して載せてるだけ
みたいなものが多いので、プレイヤースキルとして求められているところはより低くなっているような印象も受けます。

ちなみに、おれがゲームライターになった経緯というのは、毎日ブログを書いていたときに、「そんなにゲームと書くことが好きならうちでライターやってみれば」と誘われたのが、この業界の隅っこにいるようになったきっかけです。当時、「年間300本くらいゲームを遊んでいた」という学生の皮をかぶったウルトラ級の暇人だったわけですが、それが興味をひいたのかもしれません。そのときのブログの内容なんてのは、日々友達とゲームしてる内容をノリだけで書き留めていたもので、ゲームライター的な文章では全くなかったのですが、「こいつ量だけは書けるな」と思われたのが良かったのかもしれません。

そのとき、「あいてるときでいいならやります」とゆるい宣言をしてから、ゲームライターにやってきているわけです。言い方は悪いですが、副業的な時間の取り方をしていて、メインになっている仕事を邪魔しない程度にやっています。

副業ライターのいうことなんて、と言われそうですが、おれからすれば、むしろ専業ゲームライターというのは、

記事が載ると雑誌の売り上げは2倍になったり、サイトのPV数は2倍になったり、みたいな神がかり的ライター以外にはありえない選択肢だと思っております。

普通にやっていると、食っていくのも難しい仕事なんじゃないのかという疑念すらあるわけです。

次はそこらへんの話について、だらだら書いていこうと思います。