キャラゲー, ゲーム, ゴジライン, 格ゲー, 浅葉VSナカジマシリーズ
ゲームを最大限に楽しむ集団・ゴジラインは発売前からゲームを楽しんでいる。
本日発売となった、『ニトロプラスブラスターズ』を買うにあたっても、事前に熱いバトルがあった。
おれ「『ニトロプラスブラスターズ』、買うなら当然限定版だよね」
ナカジマ「限定版は通常の2倍近い値段なんだが。13000円、最高にROCK。浅葉さんだけ買え」
おれ「限定版じゃないと、水着コスチューム先行して使えないんだよ?」
回転王「別に水着である必要ないでしょ?」
おれ「水着コスチュームのキャラたちの、攻撃の発生が通常カラーより全部早くなってたらどうすんだよ。ジャンプ移行まで早いあるな。おれが開発ならそうする」
がちょ「あんたが開発になったらアカンことがわかった」
限定版は、2週間先行で、水着コスチュームのはぁとちゃん、焔、そに子が使えるという特典がある。
おれはこの特典に、思わぬ調整や、開発者の意図しないバグが含まれていることに賭ける。
格闘ゲームの戦いは、キャラクター選びから始まっているのだ。
そうして迎えた発売日、深夜。
回転王「限定版買ってないやつおる?」
ナカジマ「え?裏切ったの?」
回転王「コスチューム違うほうが強い可能性を想像してたら、まさかそんなことはないと思いつつも買ってしまった。水着キャラだけ、パラメーターの設定ミスとかあったら不安だしね」
ナカジマ「サイコパスの考えだよそれ」
回転王「ナカジマさんの焔、ジャンプ移行遅いと思うよ」
おれ「技の発生速度も遅いだろうね。服着てるし」
回転王「水着、使えんか~」
立場が変わるとすぐに牙を剥く。これが回転式だ。
おれ「ナカジマさんの浅さ、限定版にしかついてこないクリスタルアートから透けて見えるよ」
ナカジマ「あんたマーベラスから金もらってね?」
おれ「もらえるならほしい」
ナカジマ「いいから対戦するぞ。水着は防御力低いはず」
そして、おれたちの戦いがついに始まった。
今日からしばらくは、このゲームが、おれたちの戦場だ。
おれとナカジマはほぼ初見(稼働日に少しだけ遊んだ)となるこのゲーム、一時、全一村正と騒がれていた回転王の胸を借りるつもりでうまくなるぞと思いつつも、回転王に「あんたはそに子ね」と、新キャラクターを強制的に使わせるあたり”わけもわからないうちに荒らして勝ちたい”という邪な意思があったことをここで明かしておく。
初日の対戦メンバーは、
おれ(はぁと)
回転王(すーぱーそに子)
ナカジマ(焔)
大久保ゴジラ(セイバー)
ニトロプラスの版権キャラクターが、そに子しかいないことに今気づいた。
いざ対戦し始めてみると、回転王のそに子(6A)と、過去のやりこみで培ったバニシングガードに圧倒され、連敗街道まっしぐらかと思いきや、画面をチンパンジーのように飛び交うナカジマ焔が善戦……、いや圧倒し始めている。
途中、回転王が、大人げなく昔やりこんでいた”村正”を使い、ナカジマを止めるシーンも見られたが、ぼこられるのは時間の問題に見えた。
焔、マーベラスからのゲストキャラクターにして、チョイ・ボンゲ(『ザ・キング・オブ・ファイターズ』)とガロン(『ヴァンパイア』)の到着点のようなキャラクターだ。最行動できる突進技で、画面中をかけめぐる姿に、圧しか感じない。
おれ「その焔とかいうキャラ、版元のマーベラスに配慮した”強さ”感じる」
大久保ゴジラ「おれもこのゲーム始めたばっかりですけど、圧ありますね」
ナカジマ「いや、これはおれのP(プレイヤー性能)。このキャラ、見た目好きじゃないと思ってたけど、だんだん可愛くみえてきた」
おれ「それ、『ザ・キング・オブ・ファイターズ2002』でチョイ・ボンゲ使い始めたときに感じる感動と同じ心の病。おれもあのとき、見た目でずっと抵抗のあったチョイ・ボンゲをチームに入れたら勝てるようになって、彼が格好よく見えた」
ナカジマ「水着は後日DLC配信されるんでしょ?とすると、ここからさらに、おれの焔、伸びるわ」
回転王「明日、ナカジマ焔滅ぼす」
※実際には、コスチュームの差にある同一キャラクターの性能差はありません。