今が面白さの最高潮、『Sunset Overdrive』

By asabat, 2014/10/30

昨日、『Sunset Overdrive』を買いました。徳島県は未来都市なので、時の流れが東京よりも早く、フラゲで「レシートは出せませんがいいですか」とか言ってくる店主はおらず、堂々とタイトル名を書いたレシートやら、ポップやらが、入荷次第飛び交っております。ジャンプの発売日も土曜です。

どんなゲームかという説明は、友人の黒鉄さんが書いた以下の記事をお読みください。昔、とある書籍では締切ギリギリの進行でご迷惑をおかけしましたが、おかげさまで満足する本が出来上がりました。

『Sunset Overdrive』プレイインプレッション サイコーにイカした終末世界を生き延びろ! (ファミ通.com)

動画の雰囲気。これが、たまらんのですよ!

町中にある壁や手すり、電線なんかを滑るように移動しつつ、武器を使い分けて敵を倒していくというスピーディな展開が魅力のシューターなんですが、このアクションのレスポンスや、スタイリッシュな移動をすると強力なスキル的なものを使えるようになるというところが、事前レビューで多く見られたように『ジェットセットラジオ』を思い出させてくれます。プレイするまでは、『ジェットセットラジオ』的なゲームという表現をに、いまあのゲームを遊んで純粋に楽しめるのかと訝しんでいましたが、いや、何の問題もなく、ウルトラ面白いです。

ステージ上を走り回りながら、スタイリッシュなアクションを決めていく『ジェットセットラジオ』は、2000年の発売時点において神ゲーだったわけですが、今遊ぶとちょっと、いや、だいぶ大きく感覚が違ってくると思うんです。おれもPS3版やスマートフォン版を遊ぶ機会がありましたが、懐かしい、面白いという感覚は強かったものの、「今でもこのゲームはイケる!」という風には思わなかったんですね。今のユーザーが遊ぶと、インターフェイスで気になるところもあるでしょうし、似たようなアクションをほかのゲームに発見することもできるんです。そんな風に、発売当時このゲームに感じた強烈な新しさが、発売後10年すると、わりと当たり前のものに感じられるのは、無理もないところだと思います。

つまり、おれがリメイクを遊んだときには、このリメイクは『ジェットセットラジオ』のファンのためのもので、新しいユーザーを獲得するようなことにはならないだろうと思っていたのですが、おそらく結果はそれに遠くないところだったのではないでしょうか。

そんなこともあり、『ジェットセットラジオ』に似ているといわれる本作に、ちょっと疑問を感じていたんですが、遊んでみると余計な心配で、懐古とかそういう要素はどこにもなく、新感覚の面白さに満ちています。確かに本作は、『ジェットセットラジオ』的な面白さも持っていて、システムのところどころにその片鱗があったりします。ただ、それは全部今の時代にあった面白さに変えられていますし、そのうえで新しいプレイ感覚や表現、オリジナリティを盛り込んで作りこまれています。そりゃ面白いわけですわ。

今の時点において、これほど奇抜で、爽快なゲームはなかなかありません。10年前、『ジェットセットラジオ』を遊んだときに感じた、このゲームは新しい、面白い!というような感動を、また今感じています。またこの感覚も、時間の経過とともに変わっていくんでしょうが、これは”今”遊んでおいて損はないタイトルかと。

なので皆さま、XboxOneを4万円とか5万円出して買いましょう。