GUILTY GEAR Xrd -SIGN-_20141204130558

【プレイレポート】家庭用格闘ゲームの最高峰PS4『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』

By asabat, 2014/12/04

格闘ゲームに穿った目を向けがちな33歳がお送りします。
家庭用『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』をガチャガチャやっていたら朝になってしまい、謎のテンションのまま出社して、今お昼休みを迎えています。
朝までやるつもりはなかったのにと自分に言い訳しつつも、今日休めばよかったみたいな社壊人的な発想が出てくるあたり人としてどうなのかと思いますが、それほど面白く、スゴイゲームでした。

▲家庭用から追加されたエルフェルトたんを使ってゆるゆる遊んでいこうと思います。

▲家庭用から追加されたエルフェルトたんを使ってゆるゆる遊んでいこうと思います。

◆青リロだと思ったら全然違ったことに気づき家庭用デビュー

アーケード版の稼働から半年以上が経過していて、おれ自身は、アーケード版は一か月も遊ばずに辞めてしまったんですが、最近になってこのゲームの動画をチラチラと観ていると、続けておくべきだったと思うような新鮮な光景がめじろ押しの対戦ばかりなんです。『ギルティギア』シリーズのセオリーの中で、今までの格闘ゲームで見たことがない光景が次々に起こる、見ていて滅茶苦茶面白いです。
おれが辞めた理由というのが、稼働初期によくあった「青リロ」(シリーズ作品『GUILTY GEAR XX #RELOAD』)と変わらないじゃん」というところなんですが、今ではプレイヤーのやりこみが進んでいて、「青リロ」とは全然違うゲームになっているんですね。おれ自身このシリーズは、なでる程度にしかプレイしていないのですが、「青リロだったら過去作強い人に勝てないじゃん」みたいないつものものぐさ精神でやめてしまいましたが、今のプレイヤー情勢を見ていると、しっかり『イグザード』な動きをしている人がいい結果を残しているように感じます。もちろんそのトッププレイヤーたちには、基本的な『ギルティ』力はあるんですが、最初に「青リロじゃん」と辞めてしまったのは、本当にもったいなかったなと。

やりこむことで、「青リロ」とは大きく違ったゲームになるというのはあまりにも渋い作りこみで、そこまで予定して作ってたなら、もうそれはゲームコンセプトが凄いということで、ややマニアックすぎるのではと思うところもあるのですが、それほどまでにこのゲームのシステムは尖った魅力を持っていると思います。

▲チュートリアルモードやチャレンジモードには、本作に必要な知識が満載。キャラクター対策まで教えてくれます。キャラクターの得意とする戦術を、実際に攻略するように作られているので、猛者が遊んでも発見がありそうです。

▲チュートリアルモードやチャレンジモードには、本作に必要な知識が満載。キャラクター対策まで教えてくれます。キャラクターの得意とする戦術を、実際に攻略するように作られているので、猛者が遊んでも発見がありそうです。

◆【ネタバレなし】ストーリーモードのクオリティが高すぎる

そんなわけで、エルフェルトたそをトレモで触りながら、面白いなー、新キャラ強いといいなーなんて一通り満足したところでストーリーモードを遊んでみたら、止まらなくなってしまいました。ひと段落したら寝ようなんて思ってたけど、何もひと段落する要素がなく、エンディングと朝を迎えていました。

ストーリーの内容がすこぶる良かったというのもあるんですが、それ以上に、本作のストーリーモードの作り方に驚き、興奮させられました。

格闘ゲームとストーリーものって基本相性悪いと思うんです。
壮大なストーリーを描こうとすると、尺が伸びてきて、バトルの回数を増やさざるを得ないというのがよくある家庭用格闘ゲームのストーリーモードです。ゲームによっては、同じ敵とのバトルがひたすら続くみたいな恐ろしいことになったりしますし、ある程度ゲームに慣れてくるとそもそもCPUと戦ってもそこまで面白くはないわけです。
本作は、プレイアブルのキャラクターも多くないから、ストーリーモードは、同じキャラクターとの連戦なのか、それとも個別ルートで分けるのかななんて発売前には想像していたんですが、なんと、バトルを一切排除するというアクロバットな手法で、ストーリーモードにありがちなストレスを吹き飛ばしてくれました。

文面だけ見ると手抜きかよという風に見えるかもしれませんが、
ストーリーモードは、アニメーションをふんだんに使った、そこらへんのアドベンチャーゲームとは一味違ったものになっています。一味どころか、もう全然違います。ボリュームは、一晩でクリアーできる程度です。劇場版アニメを見ているような流れでテンポよく進んでいくので、もう一気に、最後まで見てもらいたいと思います

ストーリーの内容には触れませんが、今までの『ギルティギア』のキーワードに触れつつも、設定に凝りすぎていないので、誰にでも楽しめる、熱い内容となっています。格闘ゲームは苦手という人も、シリーズを遊ぶのは初めてという人も、このパートから入れば、格闘パートにも興味がわいてくるのではないでしょうか。

◆通信対戦のラグ

ガチなプレイヤーにとって気になるラグは、20戦ほど試してみたものの、2フレーム程度。

この2フレームという数値は、オンライン対戦をすると画面上部に表示される”ディレイ”という数値を信用してのものなんですが、まず間違いはなさそうです。おれの住んでいる徳島県と、東京都でPS4、有線同士、双方ROM使用で対戦して、安定して2フレームでした。これを大きいと見るか、少ないと見るかは人によりますが、ゲームセンターのものも、モニターによって遅延が発生しているので、ラグの少ないモニターを使えば、アーケード版と大差ない対戦が可能になるはずです。ここらへんは、フレーム単位の調整を頑張ってコンボしてる人の発言も追っていくと良さそうですね。

東京同士の対戦でも、2フレームという数値が多いとのことなので、環境さえ整えれば、ガチ勢の方も満足する対戦ができるはずです。

PS3、PS4による違いはまだ調べていませんが、オンライン対戦の設定の項目で、ハードを指定して募集をかけられるので、もしハードによるラグの差が出てきても安心です。

そして、買うならもう、何がなんでもPS4版をオススメしたい。

間違いなく、真の『GGXrd』はPS4ですよ。
アーケード以上のグラフィックで楽しまなきゃ、損じゃないですか。しかも、PS4のシェア機能を使えば、いろいろ機材をそろえなくても、簡単に配信ができるんです。シェア機能を使っている間、画面がラグるのではという心配の声もありますが、おれが触った限りでは、シェア機能を使うことによるラグはありませんでした。これは他のゲームでもそうなんですけれど、配信機能はゲーム側に負担をかけないようにできているみたいです。画面の周りに黒い枠が出るものの、そこそこ大きいモニターであれば、違和感なくプレイできます。

▲グラフィック面は、現行の格闘ゲームの中で最高峰。PS4で楽しむが吉だと思います。

▲グラフィック面は、現行の格闘ゲームの中で最高峰。PS4で楽しのむが吉だと思います。

◆初回特典をもらえるウチにお店にダッシュ

新キャラクターのバランスがとか気にすることが些細な問題に見えるほど、ゲーム全体の出来がよくて、ストーリーも、トレーニングモードも、チュートリアルモードも、従来の格闘ゲームが比べ物にならないほど全部凄い。これから先発売されていく家庭用格闘ゲームは、この神ゲーと比べられるとすると、かなりハードルがあがってきそうです。本当に、よくこんなものを作ったなと思わされるほど。これは間違いなく売れるだろうし、海外でも戦えるはず。

正直、『ブレイブルー』が世に出てから『ギルティギア』の影は薄いかなと思っていて、アーケード版を遊んだときも最初はHDリメイク的なイメージでしか見られなかったんですけど、この家庭用を遊んで、こんな凄いゲームを作れるアークシステムワークスへの尊敬度が急上昇中です。カプコンゲーマーだからとか、『エヌアイン完全世界』勢だからとか、気にせず一度は触ってみて欲しい作品であることは間違いありません。ちなみにおれは、どちらかというとカプコン作品が好きな人なんですが、この作品は、そんなの関係ないほど素晴らしい。

早期購入特典のボーカルコレクションがこれまた凄くて、フルコーラスの『ギルティ』サウンドがアルバムボリュームで入っています。おれは最近アニソンまみれだった車のCDをこれに変えて、なんかリア充な気分です。

PS4と、ソフトと、アーケードスティックをえいやっと買って、おれと対戦してくれる方をお待ちしております。早く遊びたいので雑なレポートですみません。時間があれば追記します。仕事はやっぱもう店じまいだ、社壊人万歳!

▲いまおれは、MOMモードという、キャラクターを育成できるゲームモードに励んでます。仇敵・ナカジマ(東京在住)を倒すため、ぬかりない装備で挑もうと思います。

▲いまおれは、MOMモードという、キャラクターを育成できるゲームモードに励んでます。仇敵・ナカジマ(東京在住)を倒すため、ぬかりない装備で挑もうと思います。